日曜の午後

雲が流れて 今が流れて 立ちつくして流れて

歓待の西洋室物語 NO 2

遠くて遠くて、 たどり着くことなんてないだろうと、 進んできた夢。 俺たちの夢は、11年も経っているというのに、 まだまだ遠い道のりの途中・・・・・

空と獣

せり出した岩根に横たわり 夜の影に眠る 風の中に身体を逃がし 臭いを散らし 冷たい雨に濡れながら 隠れている者を捕えて食らう

日の丸弁当の唄 ≪ 総括編 ≫

日本経済新聞/2012年8月25日号「土壁からみた日本」 昭和56年修業の為、熊本市へ、 いわゆる丁稚≪でっち≫と呼ばれる寮暮らしが始まった。 当時18歳の自分が入った会社は、 学校や病院、地域の庁舎など大型工事現場の […]

黒く荒ぶる海

青い星が流れて消えると     遠く黒い海に走る稲光 それは老いた漁師が      稀であった、という海だった

銭湯の唄 、日の丸弁当 ≪ 兄弟編 ≫

ずらり布団が並んだ大部屋 鉄線で吊ったベニア板を水平に、          ブラウン管のテレビがひとつ 座布団に散らばった花札 折りたたんだ布団を背もたれに      腕を組んだ、しかめっ面。

灰色の波に撃たれて

霧の夜を眺めている 旅先の坂を下った海だった 沈んだかすみの向こう 海とも空ともいえぬ暗がりから           海面を這う霧 灰色の霧がこの前に迫ると   灰色の霧は競りあがり          波が破れて砕ける。

ワンカップ酒の唄 、日の丸弁当 ≪ 姉妹編 ≫

汗ばんだ首筋にタオル一本 いま、どっと腰を下ろし 地下足袋から雪駄へ履きかえて 足袋、両の手でパンパンと叩いてほこりを払い、 揃え合わせたところで        ハイ、今日の仕事はここまで。

日本に生きる想い(大和リース)

ここのところ、いろいろ憤慨することが多くて困ってしまう。 そのストレスの因果で、どうしても愚痴めいた始まりになってしまうが、 最終的には、     素敵な話に変わる展開になっているので、           このブログの […]

東日本、応援鎮魂プロジェクト【序章】

3,11、東日本大震災から思うこと もともと津波を受けた沿岸の人々は、海を向いて生きてきた 海を向いて生きてきたとは、           海と生きた、海に生かされてきたのである。